私「資格がないと社会福祉士の仕事はできないんですか?」
社会福祉士「相談という意味でなら似たような仕事はできるかもしれない」
これはまだ私がホームヘルパーになりたてだった頃に、職場にいらした社会福祉士の方に質問した内容です。この答えの意味は、社会福祉士は国家資格なのですが、「社会福祉士」という名称を勝手に使用してはならない名称独占の資格だからでした。
医師や弁護士といった資格をもつ者しかなれない「業務独占」ではないので、社会福祉士の資格がないからといって上記の業務につけないということはないのです。では、社会福祉士の資格をもつメリットはなんでしょうか?
■社会福祉士のメリット
・現場で働く際に有資格者として大きな自信になります。
・相談者にあたえる国家資格としての信頼感があり、「社会福祉及び介護福祉法」でその立場を確立されています。
・医療機関や保険、行政などでは有資格者が求められるケースがあります。
・資格をもった専門職としての水準の高さを証明できます。
・5年以上の実務経験があればケアマネージャーの試験が受けられます。
・福祉相談員として事務所を開設できる。
社会福祉士を経てケアマネージャーになる人も多いですが、両者の違いは「より介護に特化した専門職」としてケアマネージャーがある点です。どちらも同様に国家資格ですが、ケアマネージャーは介護支援専門員であり、その身分も「介護保険法」によって定められています。
その業務もケアプラン作成だけでなく、要介護認定の更新のサポートや手続きの代行、ケアプランにもとづいた介護保険の給付管理などもできるところが社会福祉士とは違います。
難しいことはさておき、私が現場で受けた社会福祉士の印象はもう「尊敬の眼差し」の一言につきます。私が持つホームヘルパー二級ももちろん素晴らしい資格ですが、「社会福祉士」の「士」の文字は弁護士や税理士と同じですから。話に対するおばあちゃんやおじいちゃんの反応が違います・・・。やはり専門家であるということは何よりも強い信用なのです。